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2020年8月3日、「てのひら映画」として最初の映画「空の花嫁=Sky Blide」を「ビーンズファーム」でクランクインした。 映画を生業としていながら日常生活で動画を撮ることに興味がなかった性分から、スマートフォンでの動画撮影は初めてという時代遅れな状態で「てのひら映画」制作に臨むという無謀な取組であったが、誰でもが取り組めるということを身をもって示せたとは言えるだろう。 ロケセットでの撮影を終

「てのひら映画祭」は、「てのひら映画」によるコンペティションをネット上で開催する映画祭です。 映画祭は、ホライゾン部門(横型部門 Horizontal screen section)とヴァーチカル部門(縦型部門 Vertical screen section)で構成されていて、映画祭の最終日には、スクリーン上映すると共に、各賞を発表してセレモニーを行います。 第一回映画祭は、2021年4月に開催さ

てのひら映画は、本編10分の一人映画作品です。 一人映画とは、脚本・監督・撮影・編集・音楽&効果音・主演の内、4部門以上を一人で担当して作り上げた映像作品です。 映画制作は分業作業で成り立っていますが、高機能のスマートフォンが出現したことから「多人数で撮る映画とは別に一人映画が成立するのではないか」という発想を基に生みだされました。 しかし、殆ど全ての制作工程を一人で行うことが果たして可能なのか・

1992年にロシアで映画制作をした時、撮影監督のイーリンから貰ったソビエト製「ビューファインダー」。 ビューファインダーはフィルムで映画撮影をしていた時代にロケハンなどで良く使われていて、現場やロケハンでビューファインダーを持てることはステータスですらあった。 造形芸術出身の私はフレーム(キャンバスなど)の中に対象を入れる作業が組み込まれているので映画画面でもレンズサイズやフレームサイズに合わせて

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